“go to town” は直訳で「町に行く」という意味もありますが、英会話ではスラング的に「急いで何かをする」「エネルギッシュに~する」「一生懸命に仕事を進める」というニュアンスで使われます。
もしかすると、「あれ? どういう意味だろう?」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、文脈によっては、仕事や作業に全力を尽くしている様子を表す表現として使われるので覚えておくと便利です。
A: Mr. Sekine went to town on that report, didn’t he?
「関根さん、レポートをすごく頑張って仕上げたよね?」
B: Yes. His boss will be back in the office tomorrow morning.
「うん、彼の上司が明日の朝オフィスに戻ってくるからね」
A: I thought he would be back next week.
「来週に戻るんじゃなかったの?」
B: His schedule has changed.
「予定が変わったんだよ」
A: I’d better get going then. I can’t stick around here.
「じゃあ、俺もそろそろ行かなくちゃ。ここにずっといることはできないよ」
ここで使われている “stick around” という表現も多彩な意味を持ちます。以下の例文でその使い方を確認してください。
1. “Why don’t we stick around here for a little while?”
「しばらくこの辺りをのんびりしてみない?」
2. “Stick around a little longer. I am sure he will be here soon.”
「もう少しここにいて。彼はすぐに来るからさ」
3. “I will stick around my office till I hear from him.”
「彼から連絡があるまで事務所に居続けるわ」